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Mid Term is approaching

コーポレートファイナンスの中間テストが来週に行われます。中間テストがあるのはこの1科目だけだし、一応ファイナンス経験者だし、成績に占める割合が10%と低いので問題ないと思っているのですが、「えっ、、もう中間??」っというくらいあっという間に時間が過ぎていっていることに焦りを感じています。

今学期もあっという間に終わり、1週間の春休みに突入するのだと思います。期末テスト翌日には、大阪に向けて出国、大阪⇒京都⇒名古屋⇒箱根⇒東京と1週間フルにアンダーソンの生徒関係者の旅行ガイドをして再びLAに向けて出国。到着翌日から授業、そして、あっと言う間に次の中間テストを受けている姿が想像できます。去年の今頃、キャンパスビジットしてたことも思うと、物理的に時間が短くなってきているのでは?と思うほど超速で時が過ぎ去っていきます。

中間地点が見えてきたところで、今学期取っている授業について振り返ってみます。

マーケティングⅡ
興味  ★★★(3つ星が最高)
教授  ★★★
難易度 ★★★

以前も書きましたが、これまでの最高の教授にマーケティングの面白さ、深さを教えてもらっていることが何よりの収穫です。

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↑ものすごい几帳面なタイプっぽいです。出欠をデジカメで取っているところを、逆にこちらから取り返したものです。シラバスに出席は必須と書いたことに対して、書き手責任を取っているとも言えます。また毎回ボイスレコーダーを2つくらいセットしています。おそらく、成績の10%を占めるクラスパーティシペーションのチェックをするためでしょう。クラスパーティシペーションが30%も占める科目にもかかわらず、こうしたチェックを何にもせず(従って教授の印象のみで発言点が決まる)成績をつける教授とは一味違います。

先学期にやったマーケティング論をいかに実践するのか定量的なアプローチ(Perceptual Mapping, Conjoint Analysis, Cluster Analysis..)で学んでいます。授業が始まる前に、聞いたこともない何とか関数が出てきてややこしい、と聞いたときには、興味ゼロだったのですが、どっこいかなり面白いです。クラスメイトや同期の日本人に聞くと反応が今一なのですが、楽しくて仕方ない科目です。

といっても、予習して、授業で学んで、だいたい分かったつもりで、いざ宿題をやってみると、まさにBodapati教授が自身の経験から、The more I do, the more I know that I don't know(やればやるほど分からなくなる不思議な科目)と言っていたとおり、自分が全く理解していないことが分かり、もがき苦しむわけですが。今日も一つ課題提出があったのですが、15時間くらいかけたにもかかわらず、あやふやなものに仕上がってしまいました。

何でもMBAスクールのマーケティングに対するアプローチは2通りあり、今現実に起きているマーケティング事象を説明するやり方と、現実社会は無視してあるべき論を教えるやり方の2つがあり、UCLAはちょうど中間を目指しているとのことです。昨年あまりにもどちらかに偏りすぎていてクレームがついたのでマーケティングのコース設計担当者であるBodapati教授が軌道修正したとのことです。確かにそんな感覚があります。

選択でこの教授が教えるOne-To-One Marketingというのがあるのですが絶対に履修したいと思っています。AMR(実際にコンサルをする授業)もいくつか担当しているようで、まだ先の話ですが選択肢の一つに浮上しました。

オペレーション
興味  ★★
教授  ★★
難易度 ★★

製造過程、事業のプロセスのどこに問題があるのか?、どのように問題を発見するのか?をいろいろな題材を使って学んでいます。例えば、製造工程には、いろいろなステップがあり、どこかのステップがボトルネック(非効率な状況。昔飲んだコーラのガラス瓶の細い部分です。あの細い部分がコーラの流れる量を調整している)になっているといくら最新鋭の機械をどこかに取り入れたとしても意味がないですね、まずは、足を引っ張っているプロセスを発見して、それを改善しましょう、みたいなことをフレームワークを使って学んでいます。

当然、20回程度の授業を受けたからといって、現実のオペレーションが診断できるようになるはずは無いのですが、いろいろな分析の観点、考え方、実例などを知っているのといないのとでは、マネージャーの立場に身をおく者にとっては大きな違いがあると思います。以前ある危機的状況におかれている会社のプロジェクトで、顧客に1ヶ月で工場を精査して、利益が出るような再生計画を作って欲しいなどと言われ、丁重にお断りしたことがあるのですが、今ならやっているかも。。出来るわけないか。。結構、リーディング課題も面白く、浅く広くという感じですが、この科目も楽しんでいます。

過去読んだなかで印象深かった記事の一つにService-Profit-Chain to Workというがあります。ざっくり言うと、成功している企業は、株主価値創造とか、2桁成長とかといった上っ面を目標に据えるのでなく、利益があがる組織作りに重点を置き、その結果、望ましい利益が上がっているのだということです。従業員のインセンティブ、団結が高まれば、作り出すモノ・サービスのクオリティーがあがる。クオリティーがあがれば、当然顧客が増える。口コミで増えるからマーケティングに頼る必要性もない。更にアフターサービスも徹底すれば、その会社のファンになる顧客も増え、従業員も自分のやっていることに誇りを感じ、プラスの連鎖が出来るということのようです。印象深かった理由は、内容自体でなく、アメリカもこういった日本が得意とするような考えを持っている企業があるということが知れたからです。広いアメリカ、日本は緻密、アメリカは雑っと十把ひとからげには出来ないということでしょう。

ちなみに、記事でタコベル(アメリカで有名なメキシカンファーストチェーン)が賞賛されていたので、授業直後に行ってみたのですがモチベーションのかけらもない対応をされました。。。

日本のすばらしい製造業もよく紹介されるので、あたかも自分がすごいのと勘違いしてしまうクラスでもあります。同じクラスの、日本が世界に誇る某製造業出身者が発言すると、クラス全員の首が一斉に回転します(私、教室の最後部に陣取ってます)。

コーポーレートファイナンス
興味  ★★
教授  ★★
難易度 ★
1ヶ月授業を受けての感想は、ペースがとても速いということです。WACCの算出方法、事業の評価を1回の授業でカバーし、そのくせ、ベータをアンレバーだのレバーだの結構めんどいこのまでやったりします。今週は、金融商品オプションを火曜日に、リアルオプションを本日やりました。私は過信していて、教科書も買わずに済ませていたのですが、オプションに入ったところで教科書は必要との結論に至り160ドルも払ってしまいました。

前職で企業評価のレポートは何度も見ていたし、手元に過去使っていたテンプレートもあるのでDCFでの評価までは余裕あったのですが、オプションは守備範囲外でした。M&Aでリアルオプション評価をしている事例など見たこと無いんだけどな~ 前職の専門部署でもリアルオプション評価の出来る人など数人しかいないと思います。一度、ある会社の最適資本構成についてレポートするプロジェクトで、共同作業していた評価チームが優先株評価をリアルオプションをつかっていたのは見たことありますが、クライアントも理解できないので、実務ではほとんど使わないと思います。逆に使わないといけないような重大プロジェクトで使えるほどの知識を身につけるのは相当な学習が必要で、会計事務所としても一応パンフレットに出来ると書くからには何人かは出来る人がいればいい程度に扱っている分野だと思います。

文句を言っても始まらず、テストに出るので勉強するのみです。私はこの科目の内容自体にはあまり興味をもっていないのですが、グループワークをするときに自分がある程度経験があるので主導権が取れること気に入っています。マーケティングのグループワークになると100%彼らに主導権が移ってしまいますので、私がコントロール出来る数少ないグループワークを楽しんでいます。

スタディーグループの面子もかなり良いです。先学期の面子が悪かったわけではないのですが、今学期が相当いけてます。私が固めつつあったアメリカ人の見方(単純、深みがない等々)も今学期のグループワークを通じて大分変化してきました。アメリカ人はあまり考えずすぐ主導権を握りたがる、考えるより行動に出る、と決め付けつつあったのですが、考える人は相当深く考えます。こういった観察が出来るのがMBAのメリットの一つでもあると思います。

今週末こそ、いいかげん免許の試験対策をしなくては。。
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by andersonite | 2009-01-30 14:57 | 学業
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