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2009年ボストンキャリアフォーラム レポート

皆さんこんにちは。1年生のNaoです。今回のエントリーは、この週末(2009/11/20-22)に行ってきたボストンキャリアフォーラム(BCF)のレポートをしたいと思います。ボストンからの帰りの飛行機の中で書いていて、内容に雑なところがあるかもしれませんが、BCF中に感じた生の感覚をそのまま残すために、あまり読み返さず思ったことをそのまま書いてみました。

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結論からいくと、来年のサマーインターンシップは投資銀行でやることにしました。面接を通して、業界のこと、インターン先の会社のこと、そこにいる人たちのことがより分かって、両者納得の上でサインとなり非常に良い結果になったと思います。

この週末は面接を通して多くの方々と意見交換することができたので、そこで得た学びを中心に書いておきます(個人的なメモの形で書いているので、これをどう取るかは読む人の判断ということでお願いします)。


学び

・絶対に聞かれるスタンダードな質問(Why その業界、Why その会社、Why you not others、など)には、シンプルかつロジカルなキーワード/フレーズを準備する。自分のことだから細かい事はいくらでも語れるわけで、それを凝縮して切れ味のよいキーワード/フレーズを作り、まずはそこから回答をスタートする。あとは状況(相手の性格、会話の雰囲気など)に合わせて、どの深さまでしゃべるかを調整。回答はセンテンスで記憶しない。あくまでキーワードのみ

・デリバリーについては、面接は会話なのでフレキシブルに相手と空気感を合わせる。企業研究やインフォメーショナル・インタビューから得た「どういう人物が好まれるのかというモデル」と「どういう人物として見てもらいたいかという自分のカラー」を軸足に持ちつつ、あくまでフレキシブルにスタイルを変える

・会話を膨らませるために通常回答の中には「タネ」(突っ込みどころのようなもの)を撒きますが、相手によってはそれが逆効果になることもあるので注意が必要(一般に戦略系コンサル出身者相手には良くないと思います)

・後から聞いた話ですが、面接官は日々名だたる会社のCXOとビジネスをしている百戦錬磨の人達ですから、面接開始後ほんの数分で直ぐ”人となり”は見抜けてしまうそうです。このインプリケーションは、日々の生活で作り上げたビヘイビア、考え方、経験(どれだけストレッチしてきたか、修羅場をくぐってきたか)が言葉を超えた次元で見抜かれているということで、本質的な人間力を磨くプロセスはずっと前からの積み重ねで、今もこれからも続いていかなければならない

・最終的に面接の成否は「終わった時点で両者が有益な時間を過ごせたと感じたか」。お互いに新しい学びと納得感が残る面接だと感じたら、それは結果を待たずして成功と分かる

・(今後Andersonを目指す人向け①)出国前の投資銀行、コンサルのレセプションには全て出ましょう。これらの業界を狙う人にとっては、サマースクールに行くより企業のレセプションに行くほうが断然ベネフィットがあります。理由①会社の雰囲気、人がよく分かる。理由②出国前の時点で自分の評価を上げてショートリストに入る可能性を上げることができる

・(今後Andersonを目指す人向け②)いわゆる学校のランキングはサマーインターン向け面接の時点では全然関係ないです。結局本人次第です。ただし、ここで「サマーインターン向け面接の時点では」と書いたのは、2年生になってFull-timeの就職活動をするときには、どの大学にいたかは影響するかもしれないと思ったからです。それは大学ランキングという意味ではなく、1年生の1年間の過ごし方が環境に影響されやすいという意味。そもそも厳しい学校にいればいやでも高い要求レベルでやらざるを得ない。BCFで他の大学(特に東の方)の様子を聞きましたが、UCLAに比べたら信じられないような厳しさでした。どうしても暖かい気候でのんびりした仲間に囲まれているLAでは気が抜けてしまいがち。寒い中で寝ないで勉強して、アメリカ人と教室で戦っているライバルを想定して、日々LAで自分を追い込むにはかなりの精神力が必要。そういう意味でどの大学かが影響してくるかもしれない。まあ、MBAというのは就職活動のためだけではなく、もっと長期的で大きな意味を求める2年間だから、そういうことも考えると個人的にはUCLAでとっても満足していますが。

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今回はラッキーなことに複数の選択肢からインターン先を選べる状況になりましたが、同業種内でも会社ごとに本当にカラーが違っていて最後の決め手は相性でした。僕の場合、決め手は3つで、①これでもか、これでもかと想像以上の人たちが出てきて見たことがない世界を語ってくれた、②自己紹介をする前からBy Nameで認識してくださっていた、③コンサルからキャリアチェンジする私に対し、Bankerとして中長期的な視点でどう上を目指すべきかキャリアプランの示唆と、その実現に対するサポートを頂けるとの言葉をいただけた。

というわけで、「学び」に書いたとおりしっかり準備も必要ですが、最後は結局マッチング・相性も重要ということですね。

Nao
by andersonite | 2009-11-23 17:11 | 課外活動
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by andersonite
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